初めて石けんを使う人のための

Olive的石けん使用法

石けんは初心者マークのワタシですがお役に立てるとうれしいナ♪

シャンプー・リンス

初めて石けんシャンプーを使う場合は多分液体の物の方が
比較的抵抗なく使い始められるんじゃないかな?と思います。
固形石けんや粉状のシャンプーもありますが、髪の長い場合は
ちょっと面倒かも?ということで液体の石けんシャンプーを用意♪
#固形や粉状でも全然問題ありません。お気に入りがあればそれを。


1)まず、髪をブラッシングします。もつれを取りましょう
ほこりを落とすのと、もつれを取る。これが大事なのです。


2)できればシャワーのお湯だけで最初に髪を十分流します
石けんシャンプーに限らずシャンプーをつける前にはよく濡らすのが大事
いきなりシャンプーをとろ〜んとかけたりする美容室なんてないですもんね。


3)シャンプーを手に取りなるべく泡立ててから頭に乗せていきます。
固形石けんならば、髪の根元に石けんをこすりつけます。
(でも本当は何かで泡を立てて泡を髪につける方がいいです)
量は少なすぎてもうまくいきません。ツルツルと指がすべる量で泡立てて、
1回目のシャンプーはざざーっと軽く髪表面の汚れを落とすつもりで洗い、
シャワーでよく洗い流してすすぎます。


4)2度目のシャンプーにはいります
すすぎの時にいきなりギューっと髪がきしみ指がいきなり通りにくくなりますが
「髪は女の命なのにぃ〜 (涙)」などという心配いりません。
この時まだベタっとする部分もあるハズ。これは洗い残しだと思います。
というわけで2度目のシャンプーは地肌を指の腹でマッサージするように
ていねいに洗っていきます。指通り十分なシャンプーをつけてくださいね
石けんシャンプーをつけてる時は指がするすると滑るでしょう?


5)2度目のすすぎをします。
まず髪に残っている泡をまずしぼり落として。
また髪がギュ〜っときしみますが大丈夫大丈夫。もつれないように。
このキシミはリンスをしたら直ってしまうものなのです。

なるべくシャワーでというのは、洗面器などにためすすぎをしたりすると、
一度石けんに付いてはがれた汚れが再付着しやすくなるのと、浴槽内の
お湯もたくさん人が入ったあとだとヨゴレがあるので呼びやすくなるため。
一度はがれた汚れもくっついて行く所があれば帰っちゃうって洗濯でも
いいますよね、あれと同じなのです。ためすすぎはしないでね。
ここまでの手順って美容室でシャンプーしてもらうのと一緒です。


6)リンスをします。
よく「リン酢」などとセッケン系WEBに書いてありますが
純石けんはアルカリ性なので、髪を中和させるために酢やクエン酸の
水溶液などを使います。石けんシャンプー専用リンスがお手軽です。
従来のトリートメントやリンス(合成界面活性剤の陽イオン系製品)
とはその目的が全く違うので、コーティングじゃなくて中和なのです。
だから、まだあるのよねぇ〜といって今までのリンスを使っても
石けんシャンプー後の髪は、しなやかにはならないんですね。。。

石けんシャンプー専用のリンスであれば原液を直接手に取って髪に
つけても構わないのですが、地肌や髪の1本1本までまんべんなく
リンスをつけようと思うと洗面器に溶かしたリンスの水溶液に髪
(というか頭皮と髪全部)をひたす方が上手くいくようです。
ギシギシときしんでいた髪もこれで一気にしなやか〜になります。
リンスの量が少なすぎると硬度の高い水道水の地域では石けんカスが
残ってイマイチのようです。でも、濃すぎるのもイマイチみたい。
濃すぎると頭皮に傷のような物がある場合、しみるらしい。
でも薄すぎると、石けんカスがちゃんと取れなくてイマイチらしい。

ワタシの使ってるパックスナチュロンだったらポンプ3〜4押しで
洗面器1杯(7〜8分目)程度、酢だとおちょこに1〜2杯
クエン酸だと3グラム程度を溶かして使ってもリンスするといいみたい。

酢はそれこそ、穀物酢や米酢、リンゴ酢と酢と名の付く食用酢で
構わないのですが初めての場合ニオイにビックリするかもしれません。
クエン酸を溶かしたものでも代用できますし、慣れればオリジナルで
髪のコンディションに合わせてオイルを加えたりも出来ます。
初めて使うなら石けんシャンプーとリンスがラクチンでオススメです (^-^)

補足なのですが合成界面活性剤の入った陽イオンのトリートメントやリンス
これって肌につくと陰イオン(シャンプー等)よりも悪さをするらしくって
すすぎが足りない場合などウナジや背中につくとブツブツの出来るモトに。
よくすすげって書いてあるけど炎症や湿疹のモトになる可能性があるらしいのです。
ワタシもそういえば石けんシャンプーに変えてから背中のブツブツ治ったし。


7)よくリンスをなじませてお湯で洗い流します。すっきり〜。(^-^)
赤ちゃん〜小学生(低学年)くらいの子供や軟水地域で坊主頭に近い
ショートヘアの方(特に男性)はリンスしなくても大丈夫だったりします。
ぽんぽんとバスタオルで髪を包んでタオルドライして乾かして終了
なぜーかドライヤーにかかる時間が短くなったんですよ、ワタシ。
これって石けんの水切れの速さが髪にも現れてるってことなのかな?

ただし、使い始めの頃は1週間ほどそれまで合成のシャンプーリンスで
洗っていた時に出来た頭皮がはがれてフケのようになることがあります。
頭皮がすっかり生え?変わると、この症状は落ち着きます。
髪の傷んでいる人ほどコーティング効果のなくなって素の髪状態になると
ボロボロになって泣きたくなる可能性も。。。あるかもしれません。
細目、柔らかい、コシがない、量も少な目のワタシは全然困らなかったけれど。
パーマも何年もかけてなかったし、色々つければつけるほど
髪のコンディションが悪くなるのを体感してたのでシンプルケアだったのです。

だから純粋な石けん成分だけのモノよりもどこを読んでも初心者向けと
書いてある(笑)保護のためのオイルなどが配合されたパックスナチュロンの
泡状ポンプの物を使いました。ハーブなどの香料が平気だったらオススメ。
太目、硬め、直毛、多目、が・・・寄る年波で薄くなってきたワ
というワタシの母もナチュロンでリバウンドなかったです。

ただしナチュロンシャンプーの場合、敏感肌の人は配合されているハーブ類が
合わず赤くなるケースもあるようです。また、しっとり系のシャンプーのため
サッパリ洗いたい人にも好みに合わないケースもあるようです。
汗かきさん、暑い季節などは重い仕上がりになることも。

イトコはナチュロンボディソープをシャンプー代わりに使っていてこちらの方が
重く仕上がらずサラサラの手触りになるから好きらしいです。
リンスも直接ではなく、薄めて使っている模様。
また1度目のシャンプーはボディソープ、2度目はナチュロンシャンプー使用してる
イトコもいたりします。1度目のシャンプーではちょっとしっかり洗いたいんだとか。
暑い地方だとナチュロンシャンプーは重いかもしれないですね。
友達の中にもボディソープでシャンプーする方が好きっていう人もいます。

液体石けんを買って来て泡で出るポンプ(パックス製品のボトル製造メーカー)
を別に買って来て詰替えしてもよさそうです。東急ハンズなどで「泡工房」と
いう商品名で売られていて、350mlポンプで700円程度です。
これに入れるとモトの体積の15倍ほどになって液体石けんが泡状で出るので
お得な上に泡立てる手間がいらないのです便利なのでワタシは好き。
パックスシャンプーがミントが入っているのか?少し爽快感があります。
これを泡ボトルに入れたら良さそうな気もします。爽快サッパリ系男性用
シャンプーを使ってる人だとパックスのレトロパッケージなシャンプーも
密かに良いのではないか?という気がしています。
#ただしサッパリ系なのでパサつく場合リンスをしっとり系にするなど工夫をして

他のメーカーの商品については近所で売ってないので試したいのは
ヤマヤマなんですけども。。。
また粉状のシャンプーは気密性の高いユニットバスなどの場合は
湿気ないのかな?と思ったりするのと脱脂力が強そうな気がして未チャレンジ。

石けんシャンプーを始めてから美容室に行くとシャンプー後ほぼ決まって
「髪の指通りが悪くてガシガシして傷んでます」と言われてしまいます。
コーティングされてない分美容師さんは洗いにくいみたいなんですけど
どーしても美容室のシャンプーで鳥頭状態に爆発しちゃうワタシの髪・・・
美容師さんもセットに、てこずっていたのか、MYシャンプーリンス持込でも
すんなりOKしてもらえました。(美容師さんが優しいからかもしれない)
癖毛に悩む人は、ナチュロンしばらく使ってみるといいかも。
他のホームページなどでも癖毛の人には支持されてますよん♪

また、しーっかりコシを出したい男性の傷んでいない髪などは、かえって
固形石けんで洗っちゃう方がコシコシになっていいみたい。
オイルとかが入ってしなやか〜な髪になるのはどちらかというと女性向き。
逆にコシを出したい時などはオイルなど未配合の物や固形石けんなどで洗う方が
サラサラな仕上がりになるようなのでご参考までに。

お風呂

体を洗うのは、髪を洗うよりももっと単純で大丈夫。
お好みの固さのタオルに固形石けんをクリクリっとつけて今まで通り
ごしごしっと洗うだけ。液体のボディソープを愛してしまってる人は
液体の物も各社色々あるのでお気に入りを探してみましょう。
極端な話「石けん製品」であるならば、顔も体も髪も同じ物で洗えます。
(ついでに洗濯も食器洗いも出来るって書いたらビックリする?(笑))
洗浄力の比較的強い物から、しっとりおだやかな洗い上がりの物まで
原料油脂の種類によって感触が違うので季節によって変えてもGOOD
・・・普通の化粧石鹸(合成系)って石油で出来てること思うと油で作った
石けんが油脂の種類によって違う物になるのも納得かな?

ヒジ・ヒザ・カカトのピーリングクリーム使ってたのが必要なくなりました。
たまーに軽石でクルクルっとカカトをなでちゃうくらいでOK
ちゃーんと落ちるのに、落としすぎない洗い心地は気持ちいいのです。
たぶん石けん使うようになって1週間〜1ヵ月くらいしたら肌のあっちこっちが
スベスベになって気持ちよくって、なでまくっちゃうかも?<ワタシがそうだった
角質が厚くなりやすい人は洗浄力の比較的強い物で洗うとスッキリします。
カサカサしちゃう人はマイルドな洗い心地の物を選ぶと快適です。
乾燥によるカサつきとかも石けんの原料を選ぶことで随分解消できます。

新陳代謝の盛んな若いコの場合でトラブルのない肌の場合などは
しっとり系の石けんを使うと洗浄力不足でニキビとか出来そうな気も。
石けんのサッパリ系といっても合成の洗浄剤に比べて洗い上がりは
穏やかなような気がします。ためしにメイク落しの後洗顔に浴用石けんを
使っても驚くほどすっきり、さっぱり、でもしっとりでした。
合成の洗浄剤を使った後は1分でも早く化粧水をつけたい!と思ってたのに。
根こそぎアブラを取りすぎると、皮脂分泌過剰になるような気もします。

洗 顔

洗顔用の石けんは皮膚の薄くて敏感な人は注意して選びましょう。
といっても、石けんが特別刺激が強いとか危険というわけじゃないのです。
悪化してしまった皮膚障害がある場合(化膿したニキビやアトピー等)は
たぶん何を使っても刺激になったりしますので。。。

顔を出来ればぬるま湯で、濡らしてから、石けんを泡立てて洗います。
石けん用泡立てネットなども800円程度で売っていますが、
見た目ビンボー風でも全然構わない!って時はミカンなどの入ってる
ネット(小学校みたい(笑))や台所の三角コーナー用のネットで代用可能。
ナイロン製の浴用タオル(強くこすると皮膚が黒ずむというアレ)だと
やたら泡が立つのでこれを使ってもいいんじゃないかとか思ったり・・・

石けんの性質によっては泡の立ちやすい(軽い泡)や重い泡などがあり
水の硬度によって必ずしも必要という物ではないのでご安心を (^-^)

泡でかるーくマッサージするように顔を洗ってよくすすぎます。
硬水地域で石けんカスが残る?という場合だと髪と同じように
顔も酸性リンス(かなり薄い水溶液)をするのもいいと聞いたりします。
普通は特にしなくっても問題ないと思います。<ワタシはしたことない
その代わり?洗顔後には化粧水をつけてます。

洗顔後に弱酸性の化粧水や、精製水とグリセリン(石けんを作る際などに
生じる天然の保湿成分)それにクエン酸などを加えた手作り化粧水などを
顔につけてもいいでしょう。手作りできるメリットは自分にとって刺激になる
添加物を一切加えない物が使えることですが、一般化粧品に添加されてるような
保存料や酸化防止剤(表示指定成分でもあります)が入らないため腐敗しやすい
というデメリットもあります。一般化粧品のように市販される際、店頭に並べて
何ヵ月もお客さん待ち?で放置されたりすることを前提としないので、この
デメリットは性質上仕方ないですね。材料は全てドラッグストアなどで入手できます。

普通の数百円程度の従来の合成洗顔料を使って大丈夫だった人は
まず何を使っても問題ないんじゃないかな〜と思います。<これワタシ
ワタシの場合は3千円が限度で(合成)洗顔料は色々試したのですが
これといって特別効果が感じられなかったので気分で買っていました。
浴用の100円程度の純石けんでだって十分顔は洗えます。<ワタシ平気
汗をかいたりする季節、皮脂の分泌の多い子供や男性も多分OK
固形石けんや、液体石けん、泡で出る物など色々あるので
好みにあわせて楽しめるように選んでみるのもいいかな。
子供やイラチ(気が短い人のこと(笑))には液体とか泡状の物が、
コストパフォーマンスを考えると固形石けんがいいかもしれないです。

また、皮膚が弱い場合は糖類(砂糖とかハチミツ)が添加された
透明石けんなどを選ぶといいようです。糖類が入っている分
単純に純石けん分が低くなりますので刺激も少々弱くなるようです。

お洗濯

洗濯用の石けんを選ぶ時に冬場や硬水地域の人は「液体」を
軟水地域の人やお湯が使えたり、一手間かけるのが平気な時は「粉」
を選んで買ってこられるといいでしょう。粉の方がお得みたい。
助剤入りの石けんの純度の低い物なら水の硬度が少し高くても溶けやすく
米ぬか油原料は低温でも溶けやすいけどニオイが残りやすいらしい。
石けん洗濯初めての時にはぜひ仕上げ用リンスも!
(クエン酸リンスや酢でも代用できるらしいです)

化学的?には、あまり意味がないようなのですが個人的にはドライクリーニングに
出したことのある衣類などを純度の高い(助剤の入っていない)粉石けんで
洗った後は、リンスをしないとニオイがして「うぅぅ・・・(悲)」となりました。
合成洗剤やドライクリーニングをこれまで何度もしていた衣類ほどニオイがあり
フリースなどは、粉石けんでセッセと洗うと、処分しようかな〜?と思ってたのに
毛足?が立って復活してしまいました(笑)<ただし程度にもよると思います

衣類もおろしたて、またはずっと粉石けんで洗っている場合はリンスを忘れても
ニオイで泣きそうなことはないのですが(現在は忘れても大丈夫だったりします)
私個人としては合成から粉石けんに変える時は洗濯もリンスするのがオススメ。

洗濯についてのワタシのこだわりは 日々石鹸 のページで詳しく書いてあります

お洗濯の前に洗濯機をお洗濯

最初にしたらいいな〜と思うこと。。。
それは洗濯機のお掃除なのです。
ワタシは洗剤投入口と柔軟剤投入口を開けてビックリしました。。。
が、本題はもっと目に見えない場所。洗濯槽なのです。
石けんで洗っても洗剤の溶け残りや黒カビが洗濯槽についてちゃ効果減。

で、酸素系漂白剤使用などの洗濯槽クリーナーや酸素系漂白剤でお掃除!

洗濯槽へ40度程度のお湯を張った中に粉石けん20グラム
酸素漂白剤(粉)を500グラム入れて10〜15分かくはんします。
(市販のクリーナーを使う場合は指示に従ってください)
その後、半日〜できれば一晩置いて一度普通のお洗濯コースでまわします。
洗い〜すすぎ〜脱水のワンコースの時洗剤や石けんの投入は必要ありません。
この時必ず「くず取りネット」を入れてくださいね。
洗濯機によっては「がーーーん」とショックを受けるほど黒いヒラヒラの
ゴミがくず取りネットに捕獲されたりします。。。
一晩経って見てみたら表面一杯に浮いてることもあるらしい。
この正体は「洗剤や石けんの溶け残りやヨゴレ、黒カビ」 (~-~;;
別名「ピロピロわかめ」などと呼ばれたりもしているようです。
これは石けんを使ってるとか合成洗剤だからとかに関係なく
洗濯時に洗浄剤を過剰に入れすぎたりするのも原因のひとつのようです。

あんまりたくさんネットに黒い物質が捕獲された時にはもう1回何も入れずに
普通の洗濯のコースで洗濯機をまわしてみてください。
できれば、捕獲されなくなるまですすぐと洗濯物への付着がなくなるので
いいです。濡れた洗濯物についた場合はこすらず乾かしてから取ると
ひっつかずいい感じになるので、無理矢理こすり取るのは止めた方がいいかも。

洗濯機は使った後にはフタを開けてなるべく乾燥させるようにさせて
3ヵ月に一度くらい、このお掃除をしてみてくださいね。
硬水域で普段洗濯用のリンスを使用しない場合はもう少し頻度を上げても良いかも。

ちなみに、合成洗剤を使っていても洗濯槽への黒かびの発生はあります。
石けんだけに起こる現象ではありません。

さぁ洗濯してみましょ〜

さぁ〜洗濯機は気分一新キレイになりました。いよいよお洗濯デス。

まず洗濯槽の水量に合った分だけの石けんを計っておきます。
ワタシは色んなメーカーの粉石けんを買ってたので100円ショップの
透明のプラスチック製のカップに油性マジックで目印をつけてあります。
たっくさーん石けんや洗剤を入れたらよーく落ちると思いがちなのですが
これが、さにあらず。溶け残りや石けんカスがついちゃうモトになります。

お風呂の残り湯やお湯が洗濯槽でも使える人はお風呂よりもぬるーい
ぬるま湯で洗うのがオススメです。あまり高温でも石けんは溶けにくいみたい。
一般家庭向けの粉石けんなどは水温20〜40度でよく溶けるように
なっていて、あまりに高温だとゼリー状に固まってしまうのもあるとか。
家を新築しちゃう〜という方は洗濯槽でもお湯が使えるようにしとくと便利。

少し水(ぬるま湯)を張って粉石けんを振り入れ回して溶かしてから
満水(目的の水量)まで水を張り、カクハンして石けんをよく溶かし
表面に泡が立ってたらOKです。あんまりたくさん泡が立ちすぎる場合は
(軟水だとそうなるかも)粉石けんの量を少し減らしても大丈夫。

さて〜あとは洗濯物を放り込み普通に洗濯機に働いてもらうだけで十分です。
でも、洗濯物を入れる量は洗濯物がグルグルと洗濯槽の中で回る程度で。
ワタシは「流水すすぎ」が前から好きなので自分で設定したコースで洗濯。
メーカーや機種によってすすぎの仕方や時間が違うので「ん?」と
思った時はチェックしてみてくださいね。

節水コースの一部では、ためすすぎのみと脱水の組み合わせや
シャワーすすぎコースという形で脱水しながら上から水を少し
かけるだけで「すすいだこと」にする機種もあるので
これじゃ合成洗剤でもニオイが残ったりしちゃうってケースがあるそうです。
(というか、残留の洗剤の濃度が心配になっちゃうワタシ (~-~;; )
スイッチポン!よりは、少し手間でもお気に入りコースの設定をしてしまう方が
後々楽になるんじゃないかな?
洗剤ケースに洗剤入れて、洗濯物を放りこみ、スイッチポン!の洗濯機の
使い方は個人的には機械をココロから信用してないのでしなかったワタシ(笑)

すすぎの時に石けんで洗った効果というのは目に見えて違います。
すすいだ水の表面がすごく透明で泡もなくキレイなのです。
合成洗剤使ってた時は虹色に光る泡がいつまでたってもあったのに。

二層式の洗濯機では
洗い−脱水−ためすすぎ(3分)−脱水−流水すすぎ(3分)−脱水終了
をするのもいいとすすめられていますがヒントにしてください。

すすぎが終わったら以前は「柔軟剤投入口」から柔軟剤を入れてましたが
全自動洗濯機のコースではリンス効果が十分じゃないため、この頃は
すすぎが終わった時点で「衣類のリンス」を入れて3分かくはんした後
脱水しています。投入口から入れるよりこっちの方が効果がありました。

あとは、なるべく早くオヒサマに当てて干すようにするだけです。
石けんで洗ったものは何故か紫外線に当たると「白く」なるらしいのです。
リンスを使わなかったら時間が経過するとどうしても独特のニオイが
発生しやすくなるので、ちゃかちゃかと干しちゃいましょう。
天気の悪い時で室内干しせざるおえない時など、粉石けんで洗っただけ
という場合よりも「石けん洗濯用仕上げ剤」を使用した方がニオイが
気にならないのです。それから、石けんカスなどによる洗濯物の黄ばみ
なども「リンス」することによって防げます。毎回酸素系漂白剤を入れるより
ワタシは布が傷まないような気がするので、リンス使ってます♪

お洗濯のヒント

家族構成によっては、思いっきり汚してくるのが仕事?の子供たちや
屋外での作業着など比較的汚れの激しい洗濯物のあるお家では
石けん洗濯の前に「水だけで予洗」すると、シャンプーなんかと同じで
「水で落ちる汚れ」がずいぶん落ちてしまうので石けんカスも出来にくく
その後の本洗いの時に汚れがよく落ちるみたいです。

どろんこ靴下・・・
これは固形石けんで洗うのが一番よく落ちるみたい。
本で見た簡単に洗ういい方法を石けん洗濯でひとつ。
靴を洗う柄のついたブラシに靴下をはかせま〜す。
おもむろに、固形石けん(または粉石けん)を靴下につけま〜す。
洗濯板みたいな物があれば、それにゴシゴシゴシとこすりつけて
靴下を洗ってみま〜す。めちゃ簡単労力イラズでキレイになっちゃいます!
もみ洗いするより簡単でしょ?子供の仕事にも出来るかも(笑)

製造業などで汚れた油汚れなどの作業着を洗う時・・・
なんと「重曹」を入れたお鍋で煮洗いするとキレイに落ちちゃうとか。
#クリーンプラネットプロジェクトのフォーラムで話題になってます
ただし、重曹の使い方の注意に書いてあるようにステンレスなどの鍋を
使うようにしてくださいね。って釜じゃないと無理だから難しいかな?
酸やアルカリと反応する鍋ってジャム作る時でも使わないでしょう?

シーズン終了の時衣類をしまう前の洗濯には・・・
酸素系漂白剤を使って洗濯して「リンス(仕上げ剤)」を使うと
石けんによる黄ばみを防ぐことが出来ます。ニオイも防ぎます。

着古した衣類や使い込んだタオルなど・・・
石けんで洗っていても「別にたいしたことない (-_-) 」なんて思った方
布が傷んでると「ふわふわ〜!」と感激はなかなか出来ないみたい。
でも、何回か洗ってるうちに違いは出てきますよ。
シャンプーなんかと一緒で最初のうちはこれまでのゴワゴワする
合成洗剤などの残りが繊維にからみついてるためなのか
リバウンドということはなくっても、ハッキリとした違いは最初からは
ワタシ自身分かりませんでした。たしかに柔軟剤いらずだな〜というくらいで。
ただ、新しい物をおろした時に洗うと違う〜!これはすぐに分かります。
ワタシは新品コーデュロイの長袖シャツと新品タオルを洗った時に
あまりのふわふさに驚きました。<同時洗濯の着古しはたいしたことなかった

石けん使うとニオイがね・・・っていう場合
よく石けん使用歴が長い人で「石けんのニオイなんてしなーい」と
書いてあるのを見かけて「そお?????」と思ってたんですけど
最初っから「石けん」で洗っていればそんなものなんだと思います。
それまで合成洗剤で洗い続けて来てた人は同じってワケじゃないみたい。

どうもリンスをしなかった場合は「古い衣類」ほど石けん独特の油脂臭が
残って、新しい物は、ほとんど臭わなかったのです。(不思議)
やっぱり布傷みなのかな〜と推測しています。
この頃は必ずリンスしてるので、この悩みも解消されました。
そして石けんで繰り返しずっと洗い続けていると、たまにリンスを
入れ忘れても最初の頃のようなムっとする油脂臭もほとんどしなくなりました。

よく、毛布なんかが毛足がつぶれてぺったんこになっちゃうけれど
アクリル毛布やフリース、木綿のタオル、綿毛布にタオルケットの毛足が
洗うたびに立ち上がってくるのが分かります〜。
化繊も柔らかくなっちゃうし、木綿や混紡の着心地も違う。
化繊を着ていて汗をかいた時に出来てたブツブツが出来なくなりました。
純度100に近い粉石けんなら赤ちゃん衣類や台所のフキン洗いにも安心です。(^-^)

ワンちゃんネコちゃん

「・・・え?」とお思いの皆さま。もぅこれはたぶん絶対のオススメです。
犬猫以外にもお風呂に入れるペットがいるのかどうか分からないけれど
ペット用シャンプーってありますよね、あれで洗ってもすぐにギトギトになる(悩)
とか、なーんか犬のアトピー?とか、暴れる〜(泣)って人きっといるハズ。
しつけもちゃんとしてるのにペットが怒るとか荒れてるとか。。。
それってペットの風呂上がりじゃありませんか?人間洗って平気なのです、
どーしてペットが洗えないって道理があるでしょう?<ちょっと大胆かしら (~-~;;
というわけで、騙されたと思ってお試しください。イチオシです。
この場合固形石けんの安い物をクリクリつけて洗っても、石けん製品であれば
人間用のシャンプーなんかを使ってもらっても結構です。安いのでも十分。
特にリンスをしなくても大丈夫ではあるようですがお好みで。

石油系合成洗剤の場合安物を使うとエライ目に遭う場合も多々ありますが
油で出来てる石けんなら安くても大丈夫。純石けんでお願いしますね。
これは石けんを扱ってるお店のご主人に教えていただいたお話なのですが
その後、まわりで続々と試してくださった方がいらして(我が家今ペットいないの)
みんな犬や猫の毛並みや手触りがふわっふわになっちゃって
触って気持ち良くなったと喜んでます (^-^)

お掃除

石けん達人級になるととりあえず「粉石けん」があれば事足りるようです。
が、それじゃつまんない?のでちょこっと。

・・・トイレ・・・
便器は粉石けんか液体石けんなどを振り掛けてブラシでしゃかしゃかこすります
ワタシは泡状で出る石けんスプレーを使用してます。
これだとトイレの中のタイルも拭けてしまうので便利なんですね。
清め拭きは水に濡らした雑巾で。石けんなら雑巾のすすぎも簡単です。

・・・お風呂場・・・
安い固形石けんを常備してタイルは固形石けんとタワシで洗ってます。
浴槽と壁のタイルは液体の石けんスプレーを使って。
めちゃくちゃ泡切れがいいしヌルっとしないので石けんはオススメ。
うちのお風呂場のタイル水がす〜っと排水口に切れていく時にするするする〜
っという感じで水がキレイにきれてしまうんです。お風呂にボーッとつかってて
見た時はビックリしました。粉石けんでも洗えるハズ。
洗面器やお風呂の椅子なんかも固形石けんをスポンジにつけて洗うのですが
めちゃくちゃ水切れが良くて水玉が出来ちゃいます。
そろそろ重曹とかも試してみよっかな?なんて思ってます。
お風呂の後、通気性を良くしてよく乾かしておけば黒ズミとか出来ないです。

・・・台所・・・
ステンレスのシンクと水栓、換気扇のカバーなどステンレスで出来たのが
多いのですが、これを石けんをつけたスポンジでちょちょいっとこすると
モノノ見事にキレイに曇りも汚れも取れてしまいます。
頑固な汚れには手編みアクリルたわしも登場。これがすごく便利。
換気扇など油汚れのひどいものも石けんスプレーを吹き付けてから
粉石けんを振り掛けて洗ったりしてます。傷の気にならない物ならクレンザーも。

・・・食器洗い・・・
ワタシが一番使いやすいと思っているのは目の粗いスポンジに固形石けんを
クリクリっとつけてギュッギュと握って泡立ててから洗う方法。
液体石けんはどうしても純度が20〜30%と低くなるので、なんとなく洗浄力が
弱いような気がするのです(気のせいかも)ただ便利ではあるので台所には
両方置いてあります。ガラスやプラスティック、上薬のかかった陶磁器なども
すっごくキレイになってしまいます。素焼きやもろい陶器などは使い終わったら
なるべくすぐにチャチャっと洗うようにしてます。染みこみそうだから。
すすぎの時間は短縮されるし、ホント泡切れはめちゃくちゃいいです。
何といっても嬉しいのがササクレなどの手荒れがなくなったこと。
お湯を使って洗っていても全然大丈夫なんです、いいですよ〜。
ただし、汚れた洗い桶などの水が石けんのついた食器につかないように
気をつけてくださいね。石けんの弱点は汚れの再付着がしやすいことなので。

・・・漆塗りなどは・・・
高価で大事な漆塗りの物は石けんで洗わない方がいいかもしれません。
米のとぎ汁やお湯を利用して洗う方が無難かな?(もしくは薄めた中性洗剤)
せっかくの艶が失われてしまったら再生不可ですもんね。

・・・ガラス窓など・・・
食器棚のガラスなどは、アクリルたわしを水に濡らしてこすってから
キレイな雑巾などで乾拭きをしてみると、これだけでも十分キレイになっちゃう。
タバコのヤニなんかが取れるとは思ってなかったのでビックリでした。
家の中の窓ならこれでも拭けます。外側は新聞紙などを使って拭いても。
窓用洗剤ってなーんか薄く膜が残ってイマイチきれいにならないので
不満だったんですね。かなーりチープな掃除方法だけど、なかなかいいです。
困ったな、落ちにくいなって時には液体石けんをほんの少し。

石けんを使って掃除してるのは、このくらいかな?

石けんを使うにあたって

硬度の高い水だと使いづらいらしいことはワタシもよく知ってるのですが
それよりも手荒れをしないことの方が大きいかもなぁって思ってます。
石けんを選ぶ時に液体や固形、粉など使い分けたりするといいかも?
色んなメーカーから各種石けん類がホントは出てるのですが悲しいかな
あんまり一般のスーパーなどの店頭では見かけません。
でも、スーパーなどの投書箱で「このメーカーの何々を置いてください」って
書いたりすると対応してくれたり取寄せたりしてくれる所もあるようです。

色んなメーカーの物を試してみて、自分のお気に入りを見つけることも
楽しいことだとワタシは思ってます。原料油脂や製法や香料の有無によって
同じ石けん製品でもずいぶん使った感じが変わる気がするのです。

ワタシは石けんに変えて初めてのお正月。親戚宅の台所にあったコンパクト系
食器洗い用合成洗剤を使ってみたら、指5本にいきなりササクレが出来ました。
ものすごーくちょっとしかつけずに洗ったのに・・・ちょっとビックリでした。
そういえば去年までは指にササクレがあるのも当たり前だったしハンドクリームも
忘れずに塗っていたのです。今年はハンドクリームの登場回数少ない。。。

高い割にイマイチ汚れ落ちの悪くて手も荒れて困ってる洗剤をちょっとやめて
古臭い〜と思いつつも石けん試しに使ってみませんか?


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